ポチット押してくれてありがとう。これからもより良いブログ、頑張ります。にほんブログ村 介護ブログへ

2008年09月30日

認知症老人との接し方−1

これからの説明は認知症(痴呆)と診断された老人

に対しての接し方、携わり方の基本を説明します。


031.

100のテクニックより1つの誠意

人との接し方、痴呆症のお年寄りとの接し方には、

いくつかのポイントがありますが、もっとも大事なのは、

そのお年寄りに対する家族としての温かな思いやり、

この人のお世話をしたいという気持ちです。


嫌で嫌でたまらない、生理的な嫌悪感を感じるといった場合は、

在宅介護をやめる方法、あるいは別の家族に介護してもらう方法を

探すほうが現実的です。

在宅介護を決意したならば、家族としての結びつきを信じ、

自分を信じて、誠意をもって接することがなににも勝る

テクニックです。

 

320.

介護を嫌がるときは、介護をしない

明らかに介護なしでは暮らせないのに、「お世話には及びません」

と言い張るお年寄りには、まず、一歩引いてみましょう。

このような場合、自分の能力の低下を自覚していないという

だけでなく、能力の低下を認めたくないというプライドの

問題が絡んでいることが多いようです。

ただし、「困るまで放っておこう」といった姿勢とは違います。

それと気づかれないように、さりげなく、必要最小限の

お世話はしなければなりません。

ありがとうとは言ってもらえなくとも、いつか感謝してくれる

日がきます。

 

033.
ムキになって説得しても仕方はないが、いい加減に聞き流すのはもっといけない

痴呆症のお年寄りが、間違った認識に基づいて、とんちんかんな

話をしているとき、その間違いを正そうとムキになって

話をしてもたいていはうまくいきません。

かといって、お年寄りの話をすべて右から左へ聞き流すような

態度は、相手の気持ちを傷つけます。

少し耳を傾け、お年寄りが周囲の現実をどのように

とらえているのかを考えてみましょう。

私たちにとってはつじつまが合わなくとも、痴呆症のお年寄りの

目に映る現実のなかでは、理解できることもある

のではないでしょうか。

 

034.

すべてを否定せずに受け入れるなんてだれにもできない

痴呆症のお年寄りが話すことは、すべて否定せずそのまま受容して、

その思いに共感するようにと書いてある本がありますが、

このようなことは、訓練を受けた臨床心理の専門家であっても、

せいぜい1時間弱がよいところです。

毎日介護を行い、しかも長い家族の歴史を背負った

ご家族にこのようなことができるはずはありません。

専門家でも、相手が自分の親であれば、いろいろな感情が入り、

専門家としての受容や共感はなかなかできないものなのです。

誠実かつ自然に接することが一番です。

 

035.

相手や場所、時間によって態度が変わるのは、痴呆の症状

介護者だけのときはなにもできないのに、たまにくる実の娘や

他人の前では、実にしっかりとした昔ながらの対応をする、

といった話をよく聞きます。

脳血管性痴呆ではこのようなことがしばしば起こります。

これは、必要な能力を集中させることや持続させることが

できなくなっているために起こるもので、立派な痴呆の症状です。

実の娘が引き取って介護をしたとしても、今度は逆の現象が

生じるだけです。

たまに会うだけの人は、このようなことをよく理解して、

毎日、介護にあたっている人の苦労を

わかってあげることが大切です。

今回半分の説明でした。
 
残り半分は次回説明しますね。

介護の基本は誠意を持って介護する。

いい加減な態度は見せない、やらない、です。

ラベル:認知症
posted by ぶんねん at 18:43| Comment(2) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
この記事へのコメント
介護情報が満載のHPに感銘します。
リンクさせてください。
Posted by やまがたの介護 at 2008年09月30日 19:11
やまがたの介護さまコメント頂ありがとうございます。
リンクはOKです。
ホームページで確認させていただきました。
ありがとうございます。

これからも宜しくお願いいたします。

ぶんねん
Posted by ぶんねん at 2008年10月03日 21:15
コメントを書く
お名前: [必須入力]

メールアドレス: [必須入力]

ホームページアドレス:

コメント: [必須入力]

認証コード: [必須入力]


※画像の中の文字を半角で入力してください。

この記事へのトラックバック
×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。