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2008年10月10日

日常生活の援助その1

今回から家での日常生活での対応を基本に
どのような事に注意して介護しなければいけないか
順を追って説明します。

041.

「できることはしてもらう」より、
「できないことはさりげなく手伝う」ことのほうが大事


残存機能の活用というお題目のもとに、できることは

してもらはないとできなくなってしまうという理由から、

痴呆症のお年寄りに、無理なことをさせたくなるご家族の

気持ちはよくわかりますが、これは、お薦めすること

はできません。

子どもをしつけるように、

「みててあげるからやってご覧なさい」
「だめよお母さん、そうじゃないでしょ、よく考えて!」

などと怒鳴るより、並んで、いっしょに作業して、

恥をかかせないで、だれがやったのかがわからないように、

さりげなく手伝い、合作で仕上げることのほうが

ずっと大事です。


 

042.

やみくもな介助はかえって有害。なぜできないのかを
観察しながら介助する


介護に行き詰まったときは、冷静に観察しましょう。

ムキになったり、やみくもにあれこれ試したとしても、

お金も、時間も、労力も無駄遣いなだけです。

痴呆の介護は持久戦です。無駄な消耗は極力避けましょう。
たとえば、失禁の原因はさまざまで、原因が違えば

対策も違います。

パニックにならず、なぜこのようなことをするのか、

なぜできないのかを考えながら観察し、それに応じた

対策を試みましょう。

だめなときは、また仕切り直して考えればよいのです。

 

043.

介助は正面から声をかけて、お手本は並んで同じ方向で

痴呆症が進行すると、周囲に十分な注意を払えなくなります。

介助をするときは、声をかけながら、前方から近づきましょう。

不意に後ろから声をかけたり手を出したりすると、思わぬ

事故につながることがあります。

同じく、痴呆症が進行すると、鏡のような左右反対の像が

理解できなくなります。

歯磨きなどをいっしょにしてみせるときは、向き合ってしまうと

左右が逆になることから混乱を起こすことがあります。

このようなときは、並んで行うとうまくいくこともあります。

 

044.

日常動作の介助は、なにをされているのかがわかるように

痴呆症が進行すると、周囲の状況判断ができなくなります。

風呂の脱衣所に行っても、なにをするのかがわからないのです。

お年寄りは、無理に服を脱がされると解釈し、驚いて抵抗し、

ときには思わぬ暴力沙汰を引き起こします。

お風呂だということがわかるような環境を演出し、

「さあ、これから出かけますからその前にお風呂に入りましょ」

などと話しかけながら介助すれば、

スムーズにできることもあります。

食事、トイレ、着替えなど、すべてそれらしい環境と

話しかけで、ゆっくりと行ってみてください。

 

045.

食べることの障害にもいろいろある

痴呆症のお年寄りが食事を嫌がる(拒食)、

食べ過ぎる(過食)、

食べ物以外のものを食べてしまう(異食)

などの症状は、さまざまな原因で起こります。

対応に迷うときは、痴呆症に詳しい医師に相談してみましょう。

痴呆症に限らず、お年寄りの場合、ちょっとした食習慣の

変化が心身の状況に重大な影響を及ぼすことがあるため

早めの対応が重要です。

とくに拒食の場合は、身体の異常や精神症状が

陰に隠れていることがあるため十分注意しましょう。
ラベル:介護援助
posted by ぶんねん at 19:06| Comment(0) | TrackBack(0) | 認知症 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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